【注目銘柄】東京電力株の魅力

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2011年3月に福島第一原子力発電所で事故が発生して以来、東京電力の株価は大暴落をしました。それまで東京電力の株式を保有していた投資信託や財団法人などが、それぞれの組織内において保有している理由を説明できない状況となったため、投げ売りされたのです。

私が東京電力株に注目する理由

原発事故以来、東京電力は避難者への賠償や、福島第一原発の膨大な廃炉費用を背負わなければならず、苦しい経営が続いています。しかし、東京電力の株式を売るべき者はすべて売ったため、現在、東京電力の株価は下げ止まったかに見えます。

そして、いまこそ東京電力株への投資タイミングとしては最適と思えるのです。

柏崎刈羽原子力発電所の2機が再稼働の可能性あり

現在、東京電力が原子力規制委員会に対して、東京電力が新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所の6号機と7号機について再稼働を申請しており審査が進められています。そして2017年内には結論が出されるようです。

原子力規制委員会の審査というのはマスコミや一般人も傍聴できるようになっていますが、委員の発言を聞くかぎり、6号機と7号機の再稼働に前向きな委員と再稼働には反対意見を持つ委員が拮抗しているようです。

しかし、委員長を退任間近の田中俊一氏と、後任の委員長に内定している更田委員も6号機と7号機の再稼働を認めても良いのではないかとの意見を持っているようです。

経済産業省は原発再稼働を進めたいとする政策を推進していますので、いよいよ東京電力が保有する原子力発電所においても、原子力規制委員会から原発再稼働について認可がおりる可能性が高くなっています。

東京電力が保有している原子力発電所のなかでも柏崎刈羽原子力発電所は、収益性の高い発電所との評価が高く、6号機と7号機が再稼働するだけで、東京電力の経常利益は4000億円増加すると大手証券会社の証券アナリストは試算しています。

2014年以降の東京電力の毎年の決算書をみると、経常利益の水準が2000億円前後で推移していますので、原発が再稼働すると東京電力の業績は大幅に向上する見通しとなるのです。

東京電力株を売るべき株主はすでに売り尽くした

2011年3月に原子力発電所の事故が発生するまでは、東京電力の株価は2000円台をつけていましたが、その後一時100円台まで下落し、2017年9月現在は450円前後で推移しています。

株価のチャートを見ても、もはや東京電力の株式を運用規則上売らなければいけない投資信託や財団法人はすべて売却しきったと判断して良さそうです。

現在の東京電力の株主は、過半数の大株主として事実上政府がおり、他は大半が個人株主や利ザヤ稼ぎが目的のヘッジファンドと思われます。もはや過剰な廃炉費用や賠償費用を問題にして東京電力株を売る株主が存在しない以上、東京電力株は現在下値固めの状況にあると思われます。

そのため東京電力株の株価がさらに下がることは考えにくく、上がる材料を待っている段階にあると思われます。

東京電力株に注目している理由まとめ

私が東京電力株に注目している理由は、もはや売りつくされて株価が下がるところまで下がりきり、今後は株価が上昇する材料が出てくるのを待っていればよい状況にあるためです。

株価チャートを見ても、東京電力の株価は底を這うような動きを示しています。そして、2017年内には大きな材料が出てこようとしています。

柏崎刈羽原子力発電所の6号機と7号機の再稼働が、原子力規制委員会によって認可される可能性が高まっているのです。

もちろん地元住民や地元自治体が、原発の再稼働について同意をしなければ、原発を再稼働させることはできません。しかし、世界一審査が厳しいといわれているのが日本の原子力規制委員会です。

このため原子力規制委員会が認可すれば、新潟県民の気持ちも変化すると思われます。そして地元自治体が同意に傾くことが予想されるのです。このような流れとなったとき、東京電力の株価は1000円を目指すと思われます。