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バブル経済をわかりやすくご説明します

好景気・不景気の話をする上で、必ず出てくるのがバブル経済というものです。1980年代後半の日本はバブル時代と言われていますが、実際にその時代はすごい好景気で、株や不動産の値段や会社員のお給料もとても高かったのです。しかし、その後は不景気に向け急降下しました。

バブル 経済 わかり やすく

バブルが何故発生するのでしょうか?そのメカニズムを簡単に説明します。投資は始めは何か魅力的で手軽なものが投資の対象として注目されます。次にそれを買い求める人が増えて価格が上がります。さらに、価格が上がったために初期に投資をした人が値上がり益を得ます。そして、それを見ていた他の人々が同じような利益を得ようとして、あるいは今買わないともっと値が上がるという危機感から市場に参入します。この現象が繰り返されるために、値上がりがさらに確実なものとなり、投機の輪が広がっていくのです。
バブル経済というとすぐに不動産や株が思いつくと思いますが、他にもゴルフの会員権や美術品、果てはブリキのおもちゃに至るまで様々な商品が投機の対象となり、大きな価格上昇となっていました。

バブルと投機

投機とは安いときに買い、値上がりしたら売り抜けて差益を稼ごうとする行為で、株式、為替、債券市場にとどまらず、穀物、金属、工業製品などの一般商品市場でもひろく見られる投資の方法です。
これは異常でも有害でもなく、市場においてごく普通の行為で、最近は投機をするトレーダーも増えてきてます。
投機の機能は、市場に商品、資金を効率的に集中させるだけでなく、人々の期待が強気弱気ばらばらであることを前提に価格安定ないしスムーズな価格変動を実現する効用を持っています。
問題は何らかの原因で市場参加者の期待が一方向に偏り、投機が過熱することです。この投機の行き過ぎとそれを可能とするマネーの供給が存在すると、「買うから上がり、上がるからまた買う」というバブル期特有の価格のスパイラル的上昇が生じるのです。
投機や消費活動というのは、それを行う人たちの心理による影響が大きいです。実体経済の成長で長く続かない資産価格なので、膨らみ続けるといずれは破裂します。
根拠のない資産価格上昇分はいずれ実体経済との食い違いを解消しなければなりません。食い違いを解消するには、これまで投機を支えてきた期待や神話の崩壊、政策対応といった合理的な資産価格の低下などによって投機集中が終息し、資産価値が下落することで解消されるのです。
もともと価格が上がるだろうという期待や予想によって形成された資産価格であるため、一度これらが崩れ、価格下落が始まると急速にバブルは崩壊へと向かってしまいます。バブル経済は実体経済へ好景気も不景気も与えます。米国発の世界恐慌や、1990年代日本の失われた10年などはその良い例でしょう。それにバブル経済は、経済面だけでなく文化面にも大きな影響を与えているものなので覚えておきましょう。

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