失敗から学ぶetfとはなにか

株には指標に連動する投資信託として「ETF」と呼ばれるものがあります。
TOPIXや日経平均に連動するETFなどが代表的ですね。

2015年のチャイナショックのとき、日経平均が激しく乱高下するチャートを見て私は思いました。「これはETFに手を出したら楽に稼げるんじゃないか?」と。

チャイナショック直後は1,000円単位で上がったり下がったりしていたので、下がった時に日経平均ETFを買って上がった時に売ればかなり利益が出せると踏んでいたのです。

日経平均株価に連動するETF

日経平均連動型のETFには上がった時に利益が出るレバレッジと、下がった時に利益が出るインバースがあります。

私はどちらにも手を出し、2倍の値幅で動くダブルも売買していました。

どうして日経先物をやらないんだと言われてしまうかもしれませんが、当時は先物口座を持っていませんでしたし、何より損への恐怖があったので手を出さずにいたのです。

日経平均ETFを売買すると、1回数万円ですが安定して利益を出すことが出来ました。チャイナショック後の9月は買った直後に下がっても、ちょっと持っておけばすぐ上がるぐらいの乱高下だったのでかなり楽でしたね。

「結構、ETFって楽しいな。もっと他のにも手を出してみよう」私は次第にそう考えるようになりました。

それまでデイトレードやイナゴトレードで資産を減らしていた私にとって、簡単に利益を出せるETF銘柄はまさに天国だったのです。

自分の稼げる相場はETFだったんだ、と当時は本気で思いました。

しかし、調子に乗ったら足をすくわれるのが株式の世界。私はETFでまたも大損してしまいました。

中国株のETFに手を出してしまい失敗

TOPIX、日経平均連動の他にも、ETFには色々と種類があります。それに気付いた私は、他のETFにも手を出してみることにしました。

私が手を出したのは「中国株」に連動したETFです。チャイナショック後にどうして中国株のETFを売買しようと思ったのかは忘れてしまいましたが、確か「上手くやれば大きく稼げる」というような話を聞いたからだと記憶しています。

チャイナショック以前に大損を経験しているのに、私は未だ「一度の売買で大きく稼ぐ」という幻想を捨てきれずにいたのです。

当時の私は気付かなかったのですが、手を出した中国株のETFは異常に出来高が少なかったのです。1日に1万株も売買されていなかったと思います。

もう想像つくかもしれませんが、流動性の低い中国株ETFを売買した私は、値段が下がって売りたいのに約定せず、一気に日経平均ETFで儲けた額を溶かしてしまいました。

当時の中国株は流動性が低いだけでなく、値段の上下も凄まじかったのです。

ETFに手を出すときは出来高を見るべき

それから、私はETFを購入する際はまず出来高を見るようにしています。よく見てみると、1日の出来高が100株前後であるETFも珍しくありません。

国内株だと流動性が低くて売るに売れないという経験は数回しかしたことがなかったので、そこまで考えが及ばなかったのです。

中国株ETFで大損をしてしまいましたが、それでも百万に届かない額だったので、今ではいい経験だったと割り切るようにしています。