指値の値段を間違えて失敗した株体験談

SBI証券の口座を持っている私は、「PTS」を最大限活用した株投資を行おうと試行錯誤しました。

そんな中、思いついたのが「PTS株価と東証株価の剥離を狙う」というありふれた手法。

東証株価とPTS株価はほとんど剥離がありませんが、稀に値段がズレることがあるのです。

私はそれを狙って利益を得ようと考えました。今ではこんな手法は簡単には通用しないと分かりますが、当時思いついた頃は「これは凄いことに気付いてしまったぞ」と思ったものです。

東証株価とPTS株価の剥離を狙っても上手くいかない

基本的に東証株価とPTS株価はリンクしています。

大きく値段が剥離することは滅多にありません。しかし稀にですが、一瞬だけ東証株価とPTS株価が大きく剥離するタイミングを見つけました。

それは東証株価が大きく急騰したときです。このときPTS株価は東証株価の急騰に一瞬出遅れるので、そのタイミングを狙えば大きく利益を出せるのではないか?と私は考えたわけです。

しかし、実際にやってみると全然上手くいきません。

それもそのはずです。4,000近くある銘柄を全て監視することはほぼ無理ですし、アラートなどを使って急騰を探知出来たとしてもすぐにPTS株価も急騰していきます。

アルゴリズムでも使って東証株価とPTS株価が剥離しないように設定されているんじゃないか?と思ってしまうぐらい、すぐに株価がリンクします。

結局この手法は通用しませんでした。

誤発注を狙うという馬鹿馬鹿しい手法を模索

しかし、東証市場で利益を出すことが難しいと感じた私は、まだPTS市場でどうにか稼げないかと模索しておりました。

その末に思いついたのが「誤発注を狙う」という馬鹿馬鹿しい手法でした。

PTS市場では東証市場と違って指値で注文を入れる必要があり、板もスカスカなので、よく誤発注が起きるのです。

毎日どこかの銘柄で1つはありますね。これを狙えば楽に稼げる!と誤発注を狙う為のやり方を一生懸命研究し、文章にまとめたりもしました。

よほど当時は滅入っていたのだと思います。ですがこのやり方も株式の世界では通用しませんでした。誤発注を見つけるには常時何百という銘柄の板を監視していないといけませんし、運良く見つけられても即座に他の投資家に買われてしまいます。

かなり難易度が高かったのです。ひどい時だと「安く買うつもりが値段を見間違えて逆に高く買ってしまう」という失敗をしてしまいました。

誤発注を狙って利益を出すつもりが、逆に誤発注で損をしてしまったわけですね。指値の値段を間違えて損をしてしまった時は酷く落ち込みましたが、今はそれで良かったと思います。

もし下手に利益を出してしまっていたら、「PTSで誤発注を狙う」という手法から抜け出せなくなっていたかもしれません。

正攻法で勝たないと未来がない

東証株価とPTS株価の剥離を狙うやり方も、誤発注を狙うやり方も、どちらも正攻法とは言えません。やはり株はきちんと銘柄分析をした上で取引するべきものだと思います。

どちらのやり方も小手先のテクニックなのでいずれは使えなくなるものですし、将来のことを考えるとやるべきではありません。私も今はそのようなテクニックに頼らず、真面目に分析をして取引に勤しんでおります。