日米株価の行方を占うというセミナーの体験談

今年の9月10日に「日米株価の行方を占う」というセミナーに出席しました。講師は、武蔵野学院大学大学院教授の山崎和邦氏、エモリキャピタル代表の江守哲氏、こころトレード研究所の坂本慎太郎氏でした。

セミナーに参加した理由

私がこの株式投資セミナーに参加したいと思った理由は、毎週、山崎和邦氏が発行しているメールマガジンを愛読しているからです。

山崎和那氏について

山崎氏は、もともと野村證券で支店長を歴任した人物で、野村證券を退職後は自分自身でも株式投資を開始し、約5億円の資産を築き上げたと言われている人物です。これまでも株式投資に関する本を5冊程度出版しており、私は山崎氏の見識を高く評価し、私が株式投資を行うにあたっては山崎氏の見解を参考にさせてもらっていました。

このため、主に山崎氏の話を聞きたいと思い、このセミナーに参加したのです。それに、参加料金が3000円と安かったことも参加した理由のひとつです。

景気は循環する

私が聞いた講演のなかでは、山崎氏の講演が秀逸でした。山崎氏は「歴史的に見て景気は循環するものだ」と明言されました。

そして、過去の景気循環を見ても、平均すれば約5年間で好景気は終了していると述べ、今回のアベノミクス景気も終盤戦に入っているとの見解を示されました。このため、2017年9月10日現在で日経平均株価がPER14倍水準で推移しているから割安であるという一部のアナリストや評論家の見解には賛同できないと言われたことについては、私は納得することができました。

バフェット指数

また、山崎氏が述べられたことで大局的な観点から感心することができた点は、バフェット指数というものでした。

これは、アメリカの著名投資家ウォーレン・バフェットが自ら編み出した指数であり、アメリカの株式市場の時価総額を、アメリカのGDPで割った数値です。100%を超えていれば株式市場は過熱しており、60%程度まで落ち込めば株式市場は底値水準というものです。

アメリカの株価はいつ下落しても不思議ではない

山崎氏によると、現在のバフェット指数は120%を超えており、いつアメリカの株価が下落に転じても不思議ではないとのことでした。

当然、高い確率でアメリカの株価が大幅な下落に転じれば、日本の株式市場も下落トレンドに転じてしまいますので、この話は聞いて良かったと思います。わざわざ3000円を支払っただけの価値はあったと思った次第です。

今は暴落を待つべき時期

そして、山崎氏は「いまはできるだけ現金化比率を高めて暴落を待つべきだ」と断言されたのです。
私はこの話を聞いたおかげで、現在は金融資産の大半を現金化することができました。

そのうえで株式市場が下落トレンドになり、底値を示すまでは、じっと買いタイミングを待つつもりです。

江守氏の話も聞きましたが、江守氏はご自分でファンドを経営しているため、どうしても発言が強気になりがちでした。このため株式投資をするうえで参考にはならなかったです。