そーせいグループと仕手株

2016年春、<4565>そーせいグループを始め、バイオ相場が盛り上がっていました。テーマ株から仕手化した銘柄がその後さらに大きく株価を伸ばすことは珍しくありませんが、ここまでバイオ株に資金が集中することは珍しいことです。

そーせいグループと仕手株

<4565>そーせいのほかに、他バイオ関連株も軒並み急伸、大幅高など上昇が目立っていたのでトレードしている方も多かったでしょう。

  • <4563>アンジェスMG
  • <4587>ペプチドリーム
  • <4592>サンバイオ
  • <6190>フェニックスバイオ
  • <4572>カルナバイオ
  • <4978>リプロセル
  • <4594>グリーンペプタイド

上記の銘柄はバイオ関連銘柄として大きく値を伸ばしました。
2016年4月この頃マザーズ指数の上昇を見て、新興株はまだいける!と誰もが思っていたでしょう、このような地合いの際はささいな材料から関連株への妄想買いが膨らむといった横への広がりを生み大相場を作り上げます。

<4565>そーせいの影響

そーせいの影響が大きいと言える理由は、信用買い残高にあります。2016年4月28日時点の信用買い残は326万株の高水準で、金額ベースでは798億円です。これは、マザーズ指数2位の<7779>CYBERDYNEの143億円、3位の<2121>ミクシィの80億円と比べてはるかに巨額であることが分かります。
それどころか、東証1部の<7203>トヨタ自動車の606億円よりも多く、メガバンクよりも巨額でした。
これだけ影響力の大きい銘柄となったそーせいは大口のマネーゲームにはもってこいの状態に。株価3万~4万などと言われ多くの個人投資家は買いに向かっていたでしょう。現在でもそーせいを信じホールドしている方は少なくないでしょう。しかしながら、仕手可し、一度崩れた相場が元に戻るには長い歳月がかかります。
株価もそう安くはない値嵩株ですので、このような大相場は十分に気を付けなければなりません。

<4565>そーせいグループの会社情報

会社名
そーせいグループ
英字表記
SOSEI GROUP CORP.
URL
http://www.sosei.com/
概要
創薬ベンチャー。がん治療薬など研究開発。買収で技術力強化。海外展開。
業種
医薬品
テーマ
[創薬][医療・医薬品][認知症薬][がん免疫療法][避妊][バイオテクノロジー関連][国際会計基準]
比較される銘柄
<4528>小野薬品工業、<4587>ペプチドリーム、<2160>ジーエヌアイグループ

会社プロフィール

同社は、米国バイオ医薬大手ジェネンテックの日本法人社長を務めた田村眞一氏が創設した創薬ベンチャー。導入品の開発、再導出から出発。ノバルティスに導出した慢性閉塞性肺疾患治療薬2品のロイヤルティが安定収益。
口腔カンジダ症薬(販売権は富士フイルム)は国内臨床3相。15年2月に480億円で英国バイオベンチャー、ヘプタレスを買収し、独自の医薬品候補物質探索技術で大手製薬と共同研究や導出を行う。子会社間の技術連携による新薬開発にも注力。