仕手筋の手口

昔から株式市場には、相場師と呼ばれるカリスマが存在し、彼らが手掛ける銘柄は仕手株と呼ばれ、多くの投資家たちが群がっていました。

例えば、兜町の風雲児と呼ばれた加藤暠氏。「K氏」の名でも知られる人物を知っている方は少なくないと思います。

彼らはあまり株価や出来高に反映されないように少しずつ対象銘柄を買い集めます。そして、ある程度まとまった玉がそろったら目に見える形で株を買い上げていきます。

仕手筋手口

玉を仕込み、少しずつ目に見える形で株価を上げ、情報を流します。その情報に目を付けた個人投資家が値上がりに乗ろうと買い始める十分に騰がった所で売り抜けていくという手法は古くから使われている仕手筋の王道なやり方と言っても過言ではないでしょう。

仕手筋が行う買いと売りの手口とは?

個人投資家たちの買いも入り株価が上がると、利益確定の売りが出やすくなって上昇の勢いが弱まってしまうこともあります。

しかし、それも仕手筋の思惑通り。意図的に急落させる手法も有名でしょう。賢い投資家や手口が分かっている方はふるい落としだと気付き大きく仕込みます。

そして、売り圧力が少なくなり、再び急騰をつくりやすくなった時に仕上げにかかりひと相場が終わるのです。

これは昔からある手法ですが、旧型の仕手筋も新型の仕手筋も、急騰と急落を繰り返しながら株価を吊り上げ、売り抜けを狙うという手口は共通しているので覚えておきましょう。

仕手筋が狙う銘柄の特徴とは?

仕手筋は、どうやって銘柄を選定しているのか気になっている方も少なくないと思います。

彼らは、基本的には時価総額が小さくて、流動性が少ない銘柄。それをゆっくりと時間を掛けて仕込むのが仕手筋の主流です。

その後、自らの資金で買い上がり、急騰と出来高急増を演出することもあるでしょう。

彼らは仕込みに一番時間を使います。

一番の理由は集めている最中に気付かれないようにです。商いが少ない銘柄を買い集めるので、出来高や株価に変化が出ないように数ヶ月から1年近く準備をすることもあります。